「グランツーリスモ」シリーズの記念すべき第1作目は、1997年にPlayStationで発売され、瞬く間に大ヒットを記録しました。当時のゲームとしては異例のリアルなグラフィックや物理挙動、そして膨大な車種のラインアップが話題を呼び、車好きやゲーマーにとって欠かせないタイトルとなりました。
本記事では、「グランツーリスモ」に収録された外車をピックアップし、その特徴や魅力についてご紹介していきます。
目次
【外車限定】グランツーリスモ登場車種
アストンマーティン DB7 Coupe
アストンマーティンDB7クーペは、1994年に登場したモデルで、ブランドの復活を象徴する1台です。流麗なデザインはイアン・カラムが手がけ、アルミとスチールを組み合わせたボディ構造を採用。直列6気筒3.2Lスーパーチャージャーエンジンは、335馬力を発生し、0-100km/h加速は約5.7秒。高級感あふれるインテリアにはウッドパネルや高品質レザーが使用され、クラシックな英国車の魅力と現代的な性能が融合しています。

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アストンマーティン DB Volante
アストンマーティンDB7ヴォランテ(Volante)は、1996年に登場したDB7のオープントップモデルで、優雅さとスポーティさを融合した1台です。固定屋根を取り払ったことで、青空の下でエンジン音を楽しめる贅沢なドライビング体験を提供します。パワートレインはクーペ同様、3.2L直列6気筒スーパーチャージャーエンジン(335馬力)または後年の5.9L V12エンジン(420馬力)を搭載。ボディ補強により剛性を確保しつつ、布製ソフトトップは電動で操作可能です。
シボレー カマロ Z28
シボレー カマロ Z28(1996年モデル)は、4代目カマロの一部で、アメリカンマッスルカーの魅力を体現するモデルです。この年のZ28は、5.7L V8エンジン(LT1型)を搭載し、305馬力と454Nmのトルクを発生。4速オートマチックまたは6速マニュアルトランスミッションを選択可能で、0-100km/h加速は約6秒を誇ります。エアロダイナミクスに優れた滑らかなデザインと低い車高が特徴で、高速域での安定性が向上します。

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シボレー カマロ 30th Anniversary
シボレー カマロ 30thアニバーサリー(1995年)は、カマロの誕生30周年を記念して登場した特別モデルです。この限定版は、アイコニックな「ポラーホワイト」のボディに、オレンジのストライプが特徴的な外観を採用。Z28グレードをベースにし、5.7L V8エンジン(LT1型)を搭載し、305馬力を発生。6速マニュアルまたは4速オートマチックの選択が可能です。専用のアルミホイールや特別エンブレム、カマロロゴ刺繍入りのホワイトレザーシートが内外装を彩り、コレクターズアイテムとしての価値を高めています。
シボレーコルベット Coupe
1996年のシボレー コルベット クーペは、C4世代の最終年モデルで、パフォーマンスと洗練を極めたアメリカンスポーツカーです。このモデルは標準で5.7L V8エンジン(LT1型、300馬力)を搭載し、ZR-1からインスパイアされたハイパフォーマンスエディション「グランドスポーツ」では、330馬力を発揮するLT4型エンジンが搭載されました。6速マニュアルや4速オートマチックの選択肢があり、0-100km/h加速は約5秒台を実現しています。

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シボレー・コルベット Grand Sport 96
1996年のシボレー コルベット グランドスポーツは、C4世代のフィナーレを飾る限定モデルで、パフォーマンスと個性を追求した特別仕様車です。1,000台限定で生産され、専用の「アドミラルブルー」塗装に、ホワイトストライプとフェンダー上の赤いハッシュマークが特徴的な外観を持ちます。パワートレインには、5.7L V8 LT4エンジンを搭載し、330馬力と461Nmのトルクを発生。6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせで、0-100km/h加速は約5秒。専用ホイール、ワイドトレッドタイヤ、改良型サスペンションにより、トラックでもストリートでも高い操縦安定性を発揮します。
ダッジ バイパー GTS
1996年に登場したダッジ バイパー GTSは、アメリカンスポーツカーの象徴ともいえるモデルで、クーペスタイルとして初めてラインナップに加わりました。その流麗な「ダブルバブル」ルーフデザインと、「ブルーにホワイトストライプ」の象徴的なカラーリングが注目を集めました。
パワートレインには、8.0L V10エンジンを搭載し、450馬力と664Nmのトルクを発生。6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせにより、0-100km/h加速は約4秒、最高速度は約290km/hを達成。

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ダッジ バイパー RT/10
1996年のダッジ バイパー RT/10は、アメリカンマッスルカーの象徴的なロードスターモデルで、極限のパフォーマンスと大胆なデザインを提供しました。この年のモデルは初代(SR I)からの進化を反映し、改良されたパフォーマンスと快適性を実現しています。
パワートレインには、8.0L V10エンジンを搭載し、415馬力と664Nmのトルクを発生。6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせで、0-100km/h加速は約4.5秒、最高速度は約265km/hを記録します。
ダッジ コンセプトカー
ダッジ コンセプトカーは、アメリカの自動車メーカーであるダッジが未来のデザインや技術を示すために発表してきた一連のモデル群です。それぞれのコンセプトカーは独自の特徴を持ち、先進的なエンジン技術、パワフルなパフォーマンス、そして大胆なデザインが特徴です。
ダッジ バイパー GTS-R
1996年のダッジ バイパー GTS-Rは、ダッジがモータースポーツにおける成功を目指して開発したレーシングモデルです。市販車「バイパー GTS」をベースに、FIA GT選手権やル・マン24時間レースなどで活躍するための改良が施されています。
このモデルは、8.0L V10エンジンを搭載し、約600馬力を発揮。軽量化されたボディや大幅に改良された空力設計、専用サスペンションが特徴で、サーキットでの卓越した性能を実現しました。特に、1998年にはル・マン24時間レースのGT2クラスで優勝を果たし、以降のモータースポーツシーンでダッジの名を世界的に広めました。
TVR グリフィス500
TVR グリフィス500は、1993年に登場したイギリス製の2シーター・スポーツカーで、5.0リッターV8エンジンを搭載し、約340馬力の出力を誇る軽量モデルです。全体重量が約1,060kgと抑えられているため、0-100km/h加速はわずか4.1秒と驚異的な性能を発揮しました。
ABSやトラクションコントロールなどの電子制御が一切ないため、ドライバーの技術が試されるピュアな運転体験が特徴で、流れるような美しいデザインと迫力あるエンジンサウンドもこの車の大きな魅力です。

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TVRグリフィス BlackPool B340
TVR グリフィス Blackpool B340は、TVRが本拠地を置くイギリスのブラックプールにちなんで名付けられた特別なモデルで、ブランドのルーツを象徴する一台です。この車は、5.0リッターV8エンジンを搭載し、約340馬力のパワーを発揮する高性能スポーツカーでありながら、ガラス繊維を使用した軽量ボディによって圧倒的な加速力と俊敏なハンドリングを実現しています。特別仕様の塗装やインテリアが施され、ブラックプールへのオマージュを感じさせるデザインが特徴です。
TVRサーブラウ 4.2
TVR サーブラウ 4.2は、TVRが1990年代に手がけたフラッグシップモデルの一つで、独特のデザインと強力なパフォーマンスで知られるスポーツカーです。この車は、ローバー製の4.2リッターV8エンジンを搭載し、約280~300馬力の出力を発揮しました。わずか1,100kg前後に抑えられた軽量ボディとの組み合わせにより、驚異的な加速力を誇り、0-100km/hをわずか5秒程度で達成します。
TVRサーブラウ LM Edition
TVR サーブラウ LM Editionは、TVRがル・マン24時間レースにインスパイアされて開発した特別仕様のスポーツカーで、ブランドのレーシングスピリットを体現するモデルです。この車は、通常のサーブラウをベースに、さらに高性能なセッティングが施された仕様で、搭載されるエンジンはローバー製5.0リッターV8にチューンが加えられ、約340馬力以上のパワーを発揮します。軽量設計のボディと相まって、圧倒的な加速性能と俊敏なハンドリングを実現し、0-100km/hをわずか4秒台で駆け抜けるパフォーマンスを誇ります。
まとめ
最近のグランツーリスモでは、比にならないほどの数の車種が登場しておりますが、初代は1997年ということもあり、数が少なめです。しかし、1997年でこれほどの車種を実装できたということもあり、当時の車好きの方を熱中させました。
今回ご紹介した車種を見ると、各ブランドがどれほど成長してきたかを再確認できたのではないでしょうか。今後も車業界の発展に期待です。