圧倒的な悪路走破性と、唯一無二の無骨なスタイリングで世界中から愛され続けている「ジープ ラングラー」。本格的なオフロード車であるがゆえに、「リフトアップのカスタムは査定で不利になる?」「樹脂パーツが白く劣化してきたけど減額される?」と、売却時に特有の不安を抱えているオーナー様も多いのではないでしょうか。
本記事では、輸入車買取のプロの視点から、ジープ ラングラーを高く売るための査定ポイントをご紹介します。
目次
ジープ ラングラー(JK型/JL型)の買取

ジープ ラングラーの中古車市場において、現在主流となっているのが先代の「JK型」と、現行モデルである「JL型」です。JK型は、ラングラーらしい無骨でアメリカンな雰囲気を色濃く残しており、本格的なオフロードやカスタムを好む層から根強い人気を誇ります。
一方のJL型は、伝統的なデザインを継承しつつも、最小回転半径がJK型の7.1mから6.1mへと大幅に改善されるなど、街乗りでの取り回しや快適性が劇的に向上しており、需要も高いモデルです。
今回は、当社で買取させていただいた「JK型ラングラー(2017年モデル・走行約6万km)」と、「JL型ラングラー(2020年モデル・全国15台限定色)」の2台の実車をもとに、ラングラー特有の「背面タイヤの重要性」や、気になる「樹脂パーツの白化」「リフトアップ等のカスタム」に対するリアルな評価基準までご紹介します。
ジープ ラングラーの売却をご検討中の方は必見です!
本記事の内容をYouTubeで分かりやすく解説!
「JK型とJL型の違いや、実際の車の状態を映像で確認したい」「プロの査定士がどこをチェックしているのか見てみたい」という方に向けて、当社の公式YouTubeチャンネルでも実車を用いた解説動画を公開しています。
ご自身の愛車の仕様や状態と比べながら、ぜひこちらの動画もご視聴ください!動画が参考になった方は、高評価とチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
【JK・JL型共通】ラングラー特有の査定ポイント
ラングラーの査定では、一般的な乗用車とは異なる「オフロード車ならではの評価基準」が存在します。ここでは、JK型・JL型の両方に共通する、査定ポイントを解説します。
「背面タイヤ」はラングラーの命

ラングラーを査定する上で、私たちが非常に重要視しているのが「背面タイヤの有無」です。
街乗りメインのオーナー様の中には、稀に視界の確保や軽量化、あるいはカスタムの一環として背面タイヤを取り外してしまう方もいらっしゃいます。しかし、背面タイヤはラングラーの無骨なスタイリングを決定づける「アイデンティティ」とも言える重要なパーツです。
背面タイヤがない状態のまま売却してしまうと、ラングラー本来の良さが失われてしまい、査定において非常に不利になってしまいます。取り外している場合は、査定前に必ず元の状態に戻しておくか、パーツを一緒にご提示いただくことを強くおすすめいたします。
リフトアップ等のカスタムは「純正部品」の有無が鍵

ラングラーは、リフトアップや社外のオフロード用アルミホイールなど、カスタムを楽しむ方が非常に多い車種です。
カスタム自体は全く問題ありませんが、査定額を限界まで引き上げるための条件として「純正の足回りパーツや純正ホイールが残っているかどうか」が重要なポイントです。
次のオーナー様が「ノーマルで乗りたい」と考えた場合に対応できるため、純正部品が揃っているだけでプラス査定となります。逆に、過度なカスタムが施されていて純正部品が一切ない場合は、査定額が伸び悩む要因となるためご注意ください。
樹脂パーツの白化は減額になる?

ラングラーのオーナー様が最も気にされるポイントの一つが、前後バンパーやフェンダーに使われている「樹脂パーツの経年劣化による白化」です。
確かに、青空駐車などで紫外線に当たると樹脂パーツは次第に白っぽく変色してしまいます。しかし、白化現象自体はラングラーの宿命とも言えるため、それだけで大幅な減額をすることはありません。
それよりも私たちがシビアにチェックするポイントは「樹脂パーツ自体の割れや欠け」です。オフロード走行などでぶつけてパーツが破損している場合は大きなマイナスとなりますが、単なる経年劣化の白化であればそこまで過度に心配していただく必要はありません。
【JK型】の買取ポイント
JK型ラングラーは販売終了から年数が経過しており、中古車市場では「車両の状態」によって買取価格に大きな差が出るようになってきています。今回買取させていただいた実車(2017年モデル)を例に、JK型ならではの高評価ポイントを解説します。
外装の塗装状態と、内装の「ヒビ割れ」に注意

年式が古くなってくると、どうしても外装の塗装剥げや色褪せが発生しやすくなります。日頃から洗車やコーティングなどで塗装面が綺麗に維持されているボディは、査定において非常に高く評価されます。
また、内装のダメージも見逃せません。紫外線や経年劣化によるダッシュボードや樹脂パーツの「ヒビ割れ」は、少し古い車ではよく見られる症状です。車内は言わば「部屋」と同じですので、ヒビ割れがなく内装全体が綺麗に保たれているお車は、確実なプラス査定となります。
「低走行」と「未使用感」は高評価

JK型の査定額を大きく上げるのが「走行距離の少なさ」と「使用感のなさ」です。
今回買取させていただいたお車は2017年モデルでありながら、走行距離がわずか6万kmという低走行車でした。ラングラーのように年式以上に使われることの多いSUVにおいて、年式に対して走行距離が少ないお車は中古車市場で非常に希少であり、高額査定となります。
さらに、今回のお車は後部座席が「ほぼ未使用」と言えるほどきれいな状態でした。運転席や助手席はどうしても使用感が出やすいですが、後部座席や荷室の使用感が少ないということは、「前オーナー様がとても丁寧に扱っていた証拠」となります。
こういった見えない付加価値も、私たちプロはしっかりと査定額に反映させていただきます。
【JL型】の買取ポイント

続いて、現行モデルであるJL型ラングラーの高価買取ポイントについて、今回買取した「2020年モデル」の実車を例に解説します。
JL型は街乗りでの快適性が大幅に向上しているため、中古車市場でも人気の高いモデルです。
限定車の希少性とシート素材

今回査定させていただいたお車は、全国でわずか200台のみ販売され、そのうちレッドカラーは限定15台という非常に希少な特別限定車でした。このような限定モデルや特別色は探しているユーザーも多いため、それだけでベース相場を大きく上回る高額査定の対象となります。
また、通常のラングラーはモケットシートが多いですが、この限定車には高級感のある「ハーフレザーシート」が装備されていました。レザー素材が使われていると車内全体の質感がグッと上がるため、シートの仕様によっても買取価格は大きくプラスに変動します。
ACCなどの最新安全・快適装備の評価

JL型になってからの大きな進化として、快適装備や安全装備の充実が挙げられます。JK型では鍵穴にキーを挿してエンジンを始動していましたが、JL型からは「プッシュスタート式」になり、「オートエアコン」も採用されています。
さらに、ステアリング周りには前走車に追従する「アクティブクルーズコントロール(ACC)」などの最新機能も搭載されています。こうした最新装備の有無は、高年式の車両において査定額をさらに押し上げる重要な要素となります。
また、こちらのお車は走行距離4.5万kmと、年間走行距離が1万kmを下回るペースで大切に乗られており、JK型と同様に後部座席もほぼ未使用の極上コンディションでした。足回りの傷が少なく、新しい装備が充実し、内装が綺麗に保たれているJL型は、プロが自信を持って最高値をご提示できる一台となります。
まとめ
今回は、ジープ ラングラー「JK型」「JL型」の高価買取ポイントについて解説してきました。ラングラーは、オフロード車特有の使われ方やカスタムの有無によって、1台1台の価値が大きく異なる特別な車です。
その本当の価値を正確に見抜くには、輸入車やSUVを知り尽くした専門店ならではの「プロの目」が不可欠です。
「まずは今の相場を知りたい」「愛車の価値をプロにしっかり評価してほしい」といった、売却に向けた相談も大歓迎です。大切に乗られてきたラングラーのお乗り換えをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

【Jeepラングラーの買取実績】
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