外車のオープンカーが200万で乗れる？中古で狙い目の車種紹介

外車のオープンカーに憧れているけれど、価格が高そうで手が出せない——。
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか？

ですが実際には、中古をうまく活用すれば、200万円以内でも購入できる輸入オープンカーは意外と多く存在します。

本記事では、予算200万円で乗れる狙い目の外車オープンカーと、初心者でも安心して購入するためのポイントを、買取の現場で培った視点からわかりやすく解説していきます。

お手頃価格で外車のオープンカーに乗れる時代

かつては「外車＝高級で手が届かない」というイメージがありましたが、現在は中古市場の充実により、200万円以内でも外車のオープンカーを選べる時代になりました。

新車時には500万円近くしたモデルも、年数や人気の変動によって価格が落ち、状態次第では驚くほどお得に手に入ることもあります。
特にオープンカーは季節や市場のタイミングで価格が変動しやすく、“今が買い時”の車種が眠っていることも。

【価格帯別】200万円以下で狙える外車オープンカーおすすめモデル

100万〜150万円で狙えるモデル

• MINI コンバーチブル

タイプ：FF／電動ソフトトップ／4人乗り

見た目の可愛さと、コンパクトなボディが人気のMINIコンバーチブル。
オープンカー初心者の方でも扱いやすく、街中でも映えるデザインです。特にソフトトップの電動開閉が手軽で、気分転換にぴったり。

中古市場でも台数が多く、100万円台前半からでも状態の良い車が見つかることもあります。ただし、電装系のトラブルが報告されることもあるため、購入前にチェックしておくと安心です。

• フィアット500C

タイプ：FF／電動キャンバストップ／4人乗り（後席やや狭め）

イタリア生まれのフィアット500Cは、「おしゃれなコンパクトカーが欲しい」という方にとても人気です。
開閉式のキャンバストップで、オープンカーならではの開放感も味わえます。

デザイン重視で選びたい方や、普段の移動手段をちょっと楽しくしたい方にもおすすめです。中古では100万円台で多く流通していますが、年式や走行距離によってコンディションに差があるので、実車確認が大切です。

150万〜200万円で買える本格派モデル

• BMW Z4（E85型）

タイプ：FR／電動ソフトトップ／2人乗り

直列6気筒エンジンを搭載したモデルも狙えるZ4は、“走り”を楽しみたい方にこそおすすめしたい一台です。
本格的なFRスポーツの魅力と、クーペスタイルの美しさを兼ね備えています。

中古市場では年式や走行距離にもよりますが、200万円以下でも十分に検討可能。
幌ほろの開閉動作や、電子系統のチェックは事前にしっかり行っておきましょう。

• プジョー 308CC

タイプ：FFまたはクワトロ（4WD）／電動ソフトトップ／2人乗り

「見た目で選びたい」「ちょっと変わったオープンカーに乗ってみたい」
そんな方に好まれているのが、プジョーの電動メタルトップモデルです。

フルオープンになるその姿はかなりインパクトがあり、走り出す前から特別感があります。
フランス車らしい遊び心と、ラグジュアリーな雰囲気を楽しめる一台。
購入前に開閉機構の動作をチェックしておきましょう。

中古オープンカー選びで失敗しないポイント

タイプの違いを知って選ぶ

ソフトトップ（幌ほろタイプ）は布やビニール製の幌を使った開閉式の屋根のことです。軽くてクラシックな雰囲気があり、開閉もシンプルです。ただし素材の経年劣化には注意が必要。一方、ハードトップは金属やプラスチック製の“かたい屋根”が電動で開閉するタイプで、見た目は通常のクーペとほとんど変わりません。防音・断熱性が高く安心感がありますが、開閉機構の故障は修理費用が高くなりがちです。

雨漏り・開閉・足回りのチェックは必須

中古のオープンカーでは、開閉機構の動作確認と雨漏りチェックが最重要ポイント。幌の縫い目やガラスの合わせ目、トランク周辺などをしっかり確認しましょう。加えて足回りやエアコンなど、経年劣化しやすい部分のチェックも忘れずに。

外車の維持費のリアル

外車に対して「壊れやすい」「維持費が高い」というイメージを持つ方も多いですが、近年のモデルは耐久性も向上しており、正しいメンテナンスを行えば長く乗ることが可能です。

ただし、部品代は国産車より高くなる傾向があり、対応できる整備工場が限られる地域もあるため、購入前に相談できる専門店を見つけておくことが大切です。

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こんな人におすすめ！外車オープンカーのある暮らし

「所有する満足感」や「非日常を日常にする喜び」を得られるのが、外車オープンカー最大の魅力です。

乗っている人のリアルな声

ここでは、実際に今回ご紹介したような輸入オープンカーに乗っている方々の感想や評判を、SNSやレビューからいくつかご紹介します。

• MINI コンバーチブル（女性・30代）
  正直、車にはあまり詳しくなかったんですが、“外車に乗ってみたい”という憧れがあって旦那と相談して購入しました。見た目が可愛くて、気取らず乗れる感じが決め手でした。
  電動幌の開閉にクセがあるのと、国産車と比べると細かい部品交換が多めなのは実感していますが、輸入車にしてはそこまで維持費も高く無いので、安心して乗ることができています
• BMW Z4（男性・40代）
  Z4の直6モデルを中古で購入。やはりFRと6気筒の組み合わせは格別。オープンにして海沿いを走ると、“あぁ、いい車を選んだな”と毎回思う。
• プジョー 308CC（男性・40代）
  昔からオープンカーに憧れていたんですが、生活のことを考えると現実的じゃないかなと思っていました。ですが308CCは4人乗れてトランクもある程度使えるし、“これならいけるかも”と購入を決断。開閉時の作動音は少し気になりますが、開けたときの爽快感は想像以上で、子どもたちも大喜びです。中古でこの価格帯なら、かなり満足度は高いです。
  

まとめ

輸入オープンカーはもう高嶺の花ではありません。
中古市場を上手に活用すれば、200万円以内で十分に選択肢があるうえに、見た目や走りも妥協しない“夢の一台”が手に入ります。

少しだけ勇気を出して踏み出せば、週末のドライブや日々の通勤がまったく違った景色に変わるかもしれません。