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ポルシェ911(964型)の買取は“この違い”で変わる|2台比較で査定ポイントを解説

ポルシェ911(964型)の買取は“この違い”で変わる|2台比較で査定ポイントを解説

空冷ポルシェの人気が世界的に高まり続ける中、964は人気も価値も高まっています。

しかし、964の買取において「ネットの平均相場」はあまり当てになりません。
なぜなら、964は個体差が非常に激しく、査定時の評価基準が現代の車とは全く異なるからです。

実際にポルシェ911(964型)カレラ2とカレラ4を2台買取した際に起きた、「パッと見はカラーが違うだけなのに、査定額が変わった理由」を輸入車買取専門店の視点で徹底解説します!

今回解説する内容は、以下の動画にて実際の状態を確認しながら詳しく解説しておりますので、更に詳しく知りたい方はぜひ合わせてご確認くださいね。

今回比較する964の紹介

964 カレラ2(シルバー)の紹介

964型カレラ2

1990年代を象徴する「カレラ2」です。走行距離は9万5000km。
シルバーながらも、どこかゴールドがかった深みのある色合いが素晴らしい一台です。

こちらは当時の正規ディーラーであるミツワ様からデリバリーされた個体です。
そして、何より評価が高いのが「ボディ全体がオリジナル塗装のまま」保たれている点です。

走行距離9万kmを超えてなお、この輝きを維持しているのは、歴代オーナー様が大切に保管されてきたことの証拠と言えます。

964 カレラ4(ホワイト)の紹介

964型カレラ4

続いては、東京のお客様より買取させていただいたホワイトの「カレラ4」です。

こちらも正規ディーラーのミツワ様から出たお車です。
日本で新車登録され、ずっと国内で保管されてきたお車は状態が良く、海外からの人気も大変高いです。

外装、塗装ともにフルオリジナルの状態であり、走行距離も5万9000kmと、今となっては非常に希少な低走行個体です。距離が1万km違うだけで100万、200万と金額が変わることもありますので、重点的な価値として見出せるポイントです。

ここからは、この2台の実車を見ながら動画内で解説した重要な査定ポイントをまとめていきます。

外装における「オリジナル塗装」と「バンパー補修」の考え方

オリジナル塗装の価値

塗装はオリジナルのままが高評価

964の査定において、私たちがまず目を光らせるのがボディの状態です。

964の査定では「ボディ全体がオリジナル塗装のまま」であることが高く評価されます。

全塗装や色替えは査定において「減点対象」になりやすいポイントです。
専門店が高く評価するのは、多少の傷や経年劣化があったとしても「フルオリジナル塗装」を保っている個体です。

どうしてもバンパーは擦ってしまったり補修されたりということがあるかと思いますが、バンパーに関しては補修されていても大きなマイナスにはなりません。
逆に言うと、ボディの色を変えられたり塗装されたりしている方のほうが減点になってしまいます。

ゴム・モール・レンズ類の劣化の評価

ゴムや樹脂の綺麗さは大切に保管されていた証拠

買取では保管状態が評価されます。

必ずチェックするのが、ウェザーストリップやドアの境目などの「ゴム類」、そしてテールなどの「レンズ類」です。

画像のカレラ2を見ていただくと分かる通り、ドアの境目のゴムや、リアガラスのウェザーストリップが劣化せず、しっとりと綺麗な状態を保っています。
これは「屋内保管で大事にされてきた」という証拠であり、評価のポイントになります。
シフトレバーの根元のゴムなども同様です。

また、964はテールレンズなどに細かいヒビが入りやすいという弱点があります。

テールレンズの経年劣化

テールレンズの経年劣化は大きくマイナスにならない

もちろん、経年劣化によるひび割れは「あって自然なもの」として捉えるため、これがあるからと言って大きくマイナス評価することはありませんが、ここが綺麗な状態を保っている場合は、プラス査定につながるポイントになります。

経年劣化の少ないテールレンズ

車両状態、ボディ、レンズ、モール類は査定に影響

こちらのカレラ4は大変クリアな状態を保たれています。
このような状態の良さは、査定でもしっかりと評価させていただきます。

💡point
車両状態、ボディ、レンズ、モール類は査定においてプラスマイナスが激しく出る部分ですので、重点的に見させていただいております。

内装の評価基準

シートのレザーに関する評価

少し傷があるがオリジナルのシート

運転席はどうしても皮シートが擦れてしまう経年劣化が起こってしまいます。
こちらのカレラ2のように、まだパリパリではなく柔らかい状態を維持してい場合、乗り降りも気を使って乗られていたのかなと判断します。

逆にこれが綺麗すぎるのも不自然な場合がありますので、この状態を見るとオリジナルだなということがお分かりいただけると思います。

専門店や次のオーナー様が求めているのは、多少のヤレがあっても「当時の純正・オリジナルレザー」のままであることなのです。

革が極端にパリパリに乾燥して破れているような状態でなければ、オリジナルのままにしておいていただくのが評価対象になります。

ダッシュボードの割れや社外パーツへの交換

一方で、ダッシュボードに割れがないことは高く評価されます。

ここは日光によるダメージが出やすい場所だからこそ、綺麗な状態を維持していることは大きなアドバンテージになります。

また、今回のカレラ2ではシフトノブがO・Zのものに変わっていますが、シフトノブが変わっているからと言って大きなマイナスにはなりません。

純正は需要が高い

もちろん、今回のカレラ4のように、パーツすべてが当時の純正のまま維持されていれば、探している方の幅が広くなるためプラス査定に繋がりますが、カスタムされているからといって諦める必要はありません。

走行距離1万kmの差で100万〜200万円変わることも

走行距離の短さは価値

964の価値において、走行距離は非常にシビアな判断基準となります。

現代の車であれば数万キロの差はそこまで大きな価格差になりませんが、964のようなコレクターズアイテムにおいては「距離が1万km違うだけで、買取金額が100万円、200万円と変わる」ことも珍しくありません。

では、9万km走っているお車はダメなのかというと、決してそうではありません。

距離が伸びていても、ステアリングやダッシュパネルに割れがなく綺麗な状態が保たれていれば、しっかりと評価させていただきます。

距離の数字だけでなく、前オーナー様がどのように乗られ、どのようにメンテナンスや保管をされてきたのかという「背景」も、査定の非常に大事なポイントになります。

よくある買取の質問

Q. 空冷ポルシェ特有のオイル漏れや滲みがありますが、直してから売るべきですか?
A. そのままで全く問題ありません。
修理費用が査定アップ額を上回るケースがほとんどです。専門店である当店が現状のまま適正に評価いたします。

Q. 今、964は売り時なのでしょうか?
A. 売り時と言えます。
「昔、若くて乗れなかった」というお客様が現在こぞって良質な964を探されており、需要が非常に高まっています。手放すタイミングとしては最適です。

クラシックモデルの輸入車は輸入車専門店で査定を

今回解説した買取のポイントは、以下のYouTube動画で実際の車両を見ながら更に詳しく解説しています。

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この記事を書いた人

輸入車買取センター編集部

輸入車の専門店として、数々の輸入車を売買してきた経験をもとに、輸入車についてのタメになる記事を執筆しています。車の魅力や高価買取のコツなど、幅広く楽しめる内容をお届けしていきます!