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フィアットとアルファロメオを徹底比較!見た目だけじゃない本質的な魅力とは?

フィアットとアルファロメオを徹底比較!見た目だけじゃない本質的な魅力とは?

「フィアットとアルファロメオ、見た目は好みだけど、中身の違いって?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。どちらもイタリア生まれの個性派ブランドですが、実際に比較してみるとデザイン以上に「性格の違い」が明確に見えてきます。

本記事では、フィアットとアルファロメオのブランド性・走行性能・価格帯・内装の特徴・維持費までを徹底的に比較し、それぞれの魅力を深掘りしていきます。あなたに合うのは、親しみやすいフィアットか、情熱的なアルファロメオか──ぜひ読み進めて見極めてください。

フィアットとアルファロメオの概要

石畳の街並みに並ぶフィアット500とアルファロメオ・ジュリア

フィアット(FIAT)は1899年に創業されたイタリア最大の自動車メーカーであり、「イタリアの国民車」とも称されるブランドです。
とにかく親しみやすく、コンパクトで扱いやすい車を中心に展開しており、特に「フィアット500」シリーズは世界中で長年愛されてきました。

一方、アルファロメオ(Alfa Romeo)は1910年創業。イタリア車らしい情熱的なデザインとスポーティな走りが特徴で、「走ることの楽しさ」を重視するドライバーに支持されています。F1などのモータースポーツ活動でも知られており、“走り”にこだわる車好き(エンスージアスト)向けブランドとしての地位を築いています。

フィアットとアルファロメオは、かつてフィアットグループの傘下に入ったことで関係が深まりました。

現在は両ブランドとも、ステランティスグループという巨大な自動車グループの一員として、それぞれ独自のブランドを維持しています。

デザインの違い

フィアットのデザインは“かわいい”だけじゃない

フィアット500

フィアットは柔らかなラインと丸みを帯びたシルエットが特徴で、「かわいい車」として特に女性や初心者に人気があります。フィアット500のレトロモダンな外観は街中でも目を引きやすく、親しみやすさとおしゃれ感を同時に演出します。

とはいえ、500XやパンダといったSUV・実用系モデルも存在しており、用途に応じて選べる柔軟性も持ち合わせています。

アルファロメオは“情熱的で攻めた”美学

山道を駆け抜ける赤いアルファロメオ・ステルヴィオ

対するアルファロメオは、低く構えたボディに鋭いヘッドライト、そして象徴的な「盾型グリル(スカデット)」が印象的。どのモデルも攻撃的でダイナミックなデザインが採用されており、「かっこいい車が欲しい」という欲求に強く応えます。

ジュリアやステルヴィオといったモデルは、ザイン性と高級感を兼ね備えた存在です。

走行性能と乗り心地の比較

フィアットは街乗りを想定したシンプルなFF(前輪駆動)モデルが多く、ハンドリングも軽快で取り回しがしやすいのが特徴です。特にフィアット500は、狭い道や混雑した都市部でもスイスイ走れる設計になっており、運転が苦手な方にも向いています。

一方、アルファロメオは「走り」を重視したFR(後輪駆動)や4WDが中心。例えばジュリアは50:50の前後重量配分や鋭いステアリング応答性を備えており、まるでスポーツカーのような感覚を味わえます。踏み込んだときの加速感や、コーナリングの安定感は、フィアットとは一線を画します。

つまり、日常の移動手段としての実用性を重視するならフィアット、運転そのものを楽しみたいならアルファロメオが向いています。

価格帯・維持費・燃費の違い

購入価格と中古相場の目安

新車価格で比較すると、フィアットは200〜350万円台、中古市場では100万円以下の物件も多く流通しており、手が届きやすい価格帯です。

一方、アルファロメオは新車で400〜700万円台が中心。中古でも200万円台からのスタートが多く、価格帯に明確な差があります。

維持費・燃費はどれくらい違う?

フィアットはコンパクトカー中心のため、税金や保険料も安め。1.2〜1.5Lクラスの排気量で自動車税も3万円台に収まり、燃費もリッター15〜18kmと優秀です。

アルファロメオは2.0L〜2.9Lクラスが主力で、自動車税は年間4〜6万円台です。ハイオク仕様が多く、燃費もリッター10〜13km前後と、やや燃料コストがかかる点は留意が必要です。

加えて、輸入車特有の部品代や整備費用も、アルファロメオの方がやや高額になる傾向があります。日常的に距離を走る方や維持費を抑えたい方にとっては、フィアットの方が安心材料が多いでしょう。

内装・装備・サイズ感の比較

フィアットの内装はシンプルながらも遊び心があり、カラーやパネルデザインなどで個性を表現できます。コンパクトなサイズ感は、狭い駐車場でも扱いやすく、初めての外車としてもおすすめです。

一方、アルファロメオの内装はドライバー重視の設計で、スポーティなステアリングや操作パネルが特徴的。質感や装備も上級志向で、高速走行や長距離ドライブでも快適に過ごせるよう設計されています。

ボディサイズについても、フィアットは全長3.6〜4.3mのモデルが多く、アルファロメオは4.5m超のモデルが中心。駐車環境や使用シーンも選択のカギになります。

タイプ別の選び方ガイド

  • デザイン重視で街乗りメインの方
    フィアット500やパンダなど、取り回しやすく、日常使いにぴったり。特に都市部の一人暮らしや若いカップルにおすすめです。

  • 走りにこだわりたい方・週末のドライブを楽しみたい方
    アルファロメオ ジュリアやステルヴィオのようなモデルがぴったり。高速でも安定感があり、ステアリング操作も楽しい一台です。

  • ファミリーユースで個性を求める方
    フィアット500Xやアルファロメオ トナーレなど、SUVタイプでデザインと実用性を兼ねた選択肢も増えています。

まとめ

フィアットとアルファロメオは、同じイタリア生まれながら、性格は大きく異なります。フィアットは“気軽に乗れるおしゃれな日常車”アルファロメオは“運転を楽しむための情熱的な相棒”
見た目の印象だけでなく、使い方・コスト感・価値観に合った選択をすることで、外車との生活はより満足度の高いものになります。

どちらも魅力的なブランドですので、迷っている方は一度実車に触れ、試乗してみることをおすすめします。そしてもし、今お乗りの車からの乗り換えをご検討されている場合は、下取りや買取価格の確認も忘れずに
あなたの理想の一台が、きっとその先に待っています。

 

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この記事を書いた人

輸入車買取センター編集部

輸入車の専門店として、数々の輸入車を売買してきた経験をもとに、輸入車についてのタメになる記事を執筆しています。車の魅力や高価買取のコツなど、幅広く楽しめる内容をお届けしていきます!