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外車のバッテリー交換時の注意点│費用相場と交換目安とは?

外車のバッテリー交換時の注意点 費用相場と交換目安とは?

輸入車を所有していると、バッテリー交換は避けて通れないメンテナンスの一つです。しかし、国産車とは異なる点も多く、「どのタイミングで交換すべきか?」「費用はどのくらいかかるのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、外車のバッテリー交換時期の目安や費用、注意点について詳しく解説します。これを読めば、安心してバッテリー交換に臨むことができるでしょう。

外車のバッテリー交換が必要なサインとは?

まずは、バッテリー交換が必要になる代表的なサインを確認しましょう。

  1. エンジンがかかりにくい
    キーを回してもエンジンがかかりにくい、もしくはセルモーターの音が弱い場合は、バッテリーの電圧低下が原因かもしれません。
  2. 電装系のトラブル
    ヘッドライトやウインカー、パワーウィンドウが正常に動作しない場合、バッテリーの劣化が考えられます。
  3. バッテリー警告灯の点灯
    警告灯が点灯した場合、充電系統のトラブルやバッテリーの寿命が近い可能性があります。
  4. 異常な臭い
    バッテリーが過充電されている場合、硫酸臭がすることがあります。この場合は早急に点検が必要です。

バッテリー交換時期の目安とは?

外車のバッテリー交換時期は、主に以下の要因によって決まります。

  1. バッテリーの寿命
    一般的に外車のバッテリーは3〜5年が寿命とされています。特にアイドリングストップ機能が付いている車は負荷が大きく、短命になりがちです。

  2. 走行距離の目安
    3万〜5万キロを目安に交換を検討するのが理想です。短距離走行が多いと充電不足になりやすいため、早めの交換が推奨されます。

  3. 寒い季節のトラブル
    冬場はバッテリーの性能が低下しやすく、エンジンがかかりにくくなることがあります。特に3年以上使用している場合は要注意です。

  4. 充電電圧の低下
    車検や定期点検時に充電電圧が低いと指摘された場合は、交換を検討しましょう。

外車のバッテリー交換方法

業者に依頼する

専門店では、豊富な知識と最新の診断機器を駆使して適切なバッテリー交換を行ってくれるため、安全かつ確実にバッテリーを交換することが可能です。また、メモリー保持サービスや交換後の保証も提供されているため、安心して任せられるのが大きなメリットです。

費用面については、正規ディーラーに依頼した場合は3万円〜5万円程度、専門店なら2万円〜4万円程度が相場です。多少の費用はかかるものの、トラブルを未然に防ぎ、安心して運転できる環境を整えたいなら、専門業者に依頼するのが確実と言えます。

自分で交換する場合の注意点

外車は電子制御システムが複雑で、バッテリーの規格も国産車と異なる場合が多いため、ご自身で交換した結果電子制御系のシステムに影響が出てしまうことも。そのため、経験の無い方や不安な方は専門知識と技術を持った業者に依頼することをおすすめします。
以下にご自身で交換される場合の注意点を紹介いたします。

  1. バッテリーの種類
    外車は国産車とバッテリーの規格が異なる場合があります。適合するバッテリーを事前に確認しましょう。
  2. メモリーバックアップ
    外車はコンピューター制御されている機能が多く、バッテリー交換時にバックアップ電源を使用しないと、設定がリセットされることがあります。メモリーバックアップツールを使用するか、ディーラーに相談することをおすすめします。
  3. バッテリーの搭載場所
    外車はバッテリーがトランクルームやシートの下に搭載されていることがあります。取扱説明書でバッテリーの位置を確認しましょう。
  4. 安全対策
    バッテリー交換作業は感電やショートのリスクがあります。必ず保護メガネ、軍手を着用し、慎重に作業してください。

外車のバッテリー交換費用の目安と内訳

車種別の費用相場

  • BMW: 5万円〜7万円
  • メルセデス・ベンツ: 4.5万円〜6万円
  • アウディ: 4万円〜6万円

費用に含まれるもの

  • バッテリー本体価格
  • 交換作業費
  • メモリー保持や再設定費用

外車のバッテリー選びで失敗しないためのポイント

外車のバッテリー選びで失敗しないためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

純正品 vs 互換品
純正品は車両の電子制御系に最適化されているため、高価ではあるものの安心して使用できます。一方、互換品はコストパフォーマンスに優れていますが、品質にばらつきがあるため、信頼できるメーカーや販売店を選ぶことが重要です。

バッテリーの規格と容量
外車ではAGMバッテリー(吸着ガラスマットタイプ)が主流となっており、従来のバッテリーとは異なる特性を持っています。また、バッテリーの容量が不足すると、エンジン始動時に電圧が大きく降下し、車両の電子制御システムに悪影響を与える可能性があります。そのため、車両に適合した適切な規格と容量のバッテリーを選ぶことが大切です。

ブランド選び
VARTAやBOSCHなどの信頼できるメーカーは、高品質なバッテリーを提供しており、安心して使用できます。

外車のバッテリー交換時に注意したいこと

  1. メモリー消失対策
    バッテリー交換中に車両のメモリーが消失するのを防ぐために、メモリー保持用のサブバッテリーや電源供給器を使用することが推奨されます。これにより、カーナビの設定や時計、ラジオのプリセットなどがリセットされるのを防ぐことができます。

  2. バッテリー交換後のトラブル防止策
    バッテリーを交換した後、エンジン警告灯が点灯することがあります。この場合は、診断ツールを使ってリセットが必要です。また、車種によっては「アイドリング学習」という作業が求められることも。これは、エンジンのアイドル回転数を最適な状態にするためのもので、車の取扱説明書に沿って行う必要があります。これを怠ると、アイドリングが不安定になったり、燃費が悪化したりすることがあるので注意しましょう。

  3. 再設定が必要な装備
    バッテリーを取り外すと、パワーウィンドウやナビゲーションシステムなどの設定が初期化されることがあります。これらの装備は、再度設定し直す必要があるため、事前にどの機能がリセットされるか確認しておくとスムーズです。

まとめ

今回の記事では、外車のバッテリー交換について、交換時期の目安から交換方法、注意点まで詳しく解説しました。外車のバッテリーは、国産車とは規格や搭載場所が異なる場合が多く、交換には専門知識が必要です。バッテリー交換のサインを見逃さず、適切な時期に交換することで、愛車とのドライブをより安心・快適に楽しむことができるでしょう。もしご自身での交換に不安がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

また、バッテリーが劣化していると、エンジン始動が困難になったり、電装系に不具合が生じたりする可能性があります。適切なメンテナンスを行うことで将来の売却価格がアップする可能性もあります。
もし、愛車の売却を検討している方は、価値を正確に評価できる専門知識を持った輸入車専門店の利用がおすすめです。大切な愛車を手放す際には、ぜひ信頼できる専門店に相談してください。

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この記事を書いた人

輸入車買取センター編集部

輸入車の専門店として、数々の輸入車を売買してきた経験をもとに、輸入車についてのタメになる記事を執筆しています。車の魅力や高価買取のコツなど、幅広く楽しめる内容をお届けしていきます!