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外車のリセールバリューは本当に悪い?損しにくい車種と高く売るコツ

外車のリセールバリューは本当に悪い?損しにくい車種と高く売るコツ

外車を購入する際に気になるのが「リセールバリュー」、つまり数年後に車を売却した際の買取価格です。
しかし「外車はリセールが悪い」「すぐ値落ちする」といった声を目にし、不安に思う方も多いのでは無いでしょうか?

しかし実際には、車種やブランド、使用状況によっては高値で売却できる外車も多く存在します。
本記事では、外車のリセールバリューに関する基礎知識から、リセールが高いブランドや売却のコツまでを徹底的に解説します。

外車のリセールバリューとは?

リセールバリュー(Resale Value)とは、購入した車を一定期間使用した後に売却した際の再販価値のことです。
新車価格に対して、売却時にいくらで買い取ってもらえるかの比率が重要視されます。

例えば、新車で500万円の車が3年後に300万円で売れる場合、リセールバリューは60%です。
もちろん、自分が本当に気に入った車を選ぶことが、満足度の高いカーライフにつながります。しかし、車を資産のひとつと捉えるなら、いかにリセールバリューの高い車を選ぶかが重要になります。

外車のリセールバリューは年々どう変化している?

市場の動向(過去5年)

以前は「外車=値落ちが早い」とされていましたが、近年は少し状況が変わってきています。
特にSUVブームの影響で、ドイツ車のコンパクトSUVなどは需要が安定しており高リセールを維持しています。

EV(電気自動車)は急速に普及しつつありますが、バッテリーの劣化やテクノロジーの進化により、モデルによってリセールが大きく異なります。
テスラはアップデート性能やブランド力でリセールが安定していますが、他ブランドでは下落が激しいモデルもあるため、リセールバリューを気にする方は要注意です。

外車 vs 国産車 リセールバリュー比較

一般的な下落率の違い

国産車はリセールバリューが安定しており、5年後でも40〜60%ほどの価格で売却できることが多いです。
一方、外車は初期の値下がりが大きく、3年で半額以下になることも珍しくありません。

ただし、これはあくまで平均値。実際には外車でも人気モデルや限定仕様車は高リセールを維持することもあります。

リセールバリューが国産車と比べて下がりやすい理由

  • マーケットの需要が限られている
    日本国内では、外車の販売台数は全体の1割以下。
    そのため、中古車市場でも外車を選ぶ人が限られ、需要が安定しにくいのが実情です。
    需要が少なければ、自然と価格も下がりがちになります。
  • モデルチェンジサイクルが早い
    欧州車は特にフルモデルチェンジやマイナーチェンジが頻繁で、旧型になると一気に価値が下がるケースもあります。中古車市場でも外車を選ぶ人も、新型が出ると「型落ち感」を感じることがあります。
  • リースや下取りの流通構造が国産車ほど整っていない
    国産車は、ディーラーによる下取りや法人向けのリースなど、中古車として戻ってくるルートが確立しています。
    一方、外車は再販のルートが多様で不透明なケースもあり、安定した価格形成が難しいのです。

しかし、逆に言えばこれらのリスクを回避できる車種や売却方法を選べば、高リセールも十分可能です。

リセールバリューの高い外車ブランドと車種

ポルシェ(Porsche)

ポルシェ 911

  • 特に【911】【マカン】【カイエン】はリセールが非常に高い。

  • 生産台数が限られているモデルや限定車はプレミア化することも。

  • 中古車市場での人気が根強く、年数が経っても価値が落ちにくい。

メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)

メルセデス・ベンツ Cクラス

  • 【Cクラス】【GLC】【Gクラス】などは高リセール傾向。

  • ブランド信頼性が高く、法人需要も多いため相場が安定。

  • 整備履歴がしっかり残っていれば高評価されやすい。

BMW

BMW 3シリーズ

  • 【3シリーズ】【X1】【X3】はリセールが良好。

  • Mスポーツやディーゼル仕様など、装備や仕様によっても評価が変わる。

  • 国産セダンと比較しても、高年式・低走行ならリセールで上回るケースも。

MINI

MINI

  • 【MINI 3ドア】【クラブマン】【クロスオーバー】などが人気。

  • デザイン性・コンパクトなサイズが都市部で評価されやすい。

  • 若年層・女性層からの支持も強く、安定した需要がある。

アウディ(Audi)

アウディ

  • 【Q3】【Q5】【A4】などが高リセールモデルとして有名。
  • デザインの洗練さや内装品質が評価されており、中古市場でも人気。
  • 特にクワトロ(四輪駆動)搭載モデルは高評価。

リセールバリューに影響する主な要因

外車のリセールを左右するのは、以下のような要素です。

  • 走行距離:5万km以内は高評価

  • 内外装の状態:傷やへこみの有無

  • 整備記録の有無:点検記録簿・車検記録

  • 事故歴:修復歴があると減額

  • 使用者の属性:法人・個人、1オーナーかどうか

リセールを意識した外車の選び方

購入時から以下のような点を意識することで、将来的な売却時に有利になります。

  • 人気モデルを選ぶ:
    中古市場で需要が高いモデルはリセールが安定しやすく、相場が落ちにくいため将来の売却時に有利です。

  • 人気の色やグレードを選ぶ:
    白・黒・シルバーなど定番色や人気グレードを選ぶと、売却時に評価されやすく査定額に差が出ます。
  • カスタムは控えめに:
    純正状態を好む人が多いため、過度な改造は査定額を下げる要因になりやすく、ノーマル維持が有利です。

外車を高く売るためのコツ

  • 売却タイミングは早すぎず、遅すぎず:
    外車は年式が新しく、走行距離が少ないほど査定に有利ですが、モデルチェンジの前や車検切れ前の売却も狙い目です。
    とくに人気車種の新型発表直後は旧型の価値が落ちやすいため、「新型発表の直前」が狙い目となるケースも。また、車検の残りが6カ月以上ある場合も有利に働く場合があります。

  • 査定前の“見た目の準備”で印象アップ:
    車内のゴミや汚れ、シートのシミ・たばこ臭をできるだけ除去しておくなど、内外装のコンディションを整えておくことで好印象に繋がります。
  • メンテナンス履歴をこまめに残す:
    整備記録や点検履歴がしっかり残っていると、車の信頼性が伝わり、査定でプラス評価を受けやすくなります。
  • 付属品を揃える:
    取扱説明書、保証書、スペアキー、純正ナビなどの「正規付属品が揃っているか」は大きな加点要素となります。
  • 専門業者を利用する:
    外車の価値は、査定基準が複雑で知識が求められるため、ブランド・モデルごとのプレミア価値を熟知している専門業者に依頼するのがベストです。

まとめ

外車のリセールバリューは「低い」と思われがちですが、
実際は車種やブランド、整備状況によって大きく異なります。
購入時からリセールを意識することで、愛車をお得に手放すことができるのです。

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この記事を書いた人

輸入車買取センター編集部

輸入車の専門店として、数々の輸入車を売買してきた経験をもとに、輸入車についてのタメになる記事を執筆しています。車の魅力や高価買取のコツなど、幅広く楽しめる内容をお届けしていきます!